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がれき処理問題への提言

以下、とある巨大MLに管理人がした、被災地のがれき処理を他の自治体へ行う問題への提言を参考までにアップしておきます。なお、個人名は伏せています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
神戸の〇〇です。

焼却炉からの放射性物質の放出問題は、まずは焼却炉での実験を市民が納得できる形で公開して行うのが、事の真偽を確かめる一番の方法ではないかと思います。
また、〇〇さんご紹介の記事も読んで見ました。

気化状態の金属はフィルターではキャッチできないというのはその通りだと思います。
問題は、焼却炉から本当に気化状態で出てくるのか?でしょう。

これに関して、金子勝氏が以下のようにツイートしていました。

「児玉龍彦氏に聞くと、排気中の放射線量の流量測定器を設置すればセシウム漏れをチェックでき、焼却炉の冷却金属除去システムと組み合わせ、HEPAフィルターをおいて飛灰の除去を徹底するとほぼセシウムは除けるそうだ。消却灰はコンテナにつめ人工バリア型処分場で長期間保管。希望の持てる話だ」


確かに、これまでも焼却炉からはセシウム(沸点671 °C)と同様に、気化しやすい重金属類の水銀(同356.73 °C)、カドミウム(同767 °C)、鉛(同1749 °C)などを除去できないといけないはずですし、有毒ガス類も、気化した金属も、フィルターだけでは除去できないはずなので、そうしたものも除去できるシステムが焼却炉にはあるはずだと思いました。

私もその辺は全く存じませんし、児玉氏の言う「冷却金属除去システム」が気になりましたので、焼却炉の仕組みについて調べてみました。

焼却で発生した排ガスは、そのままフィルターに行くのではなく、ダイオキシン類の再発生を抑制したりフィルターを保護するために、まずは重金属類の沸点よりずっと低い200℃まで冷却されるようです。それからそこに活性炭を吹き込んでこれらを吸着させたのち、フィルターを通して除去するそうです。それでも一部が気化してすり抜けてくる水銀などは、さらに排ガス洗浄装置で除くようです。
他にも、有害ガス類を除くための消石灰を吹き込むような工程もあるようです。
さらにこの活性炭での吸着率を高めるために、意図的に重金属類の化合物を作らせるという新たな方法もあるようです。

この工程が想定通り働くのであれば、フィルターに来る前に単体の気体ではなく、活性炭に吸着されているのでフィルターでキャッチできるという話になります。これが、児玉氏が解説していた事だと思います。

問題は、この想定通りにセシウムでも働くのか?でしょう。
これを誰もが納得できる形で実験して確かめる事が大事だと思います。

その結果、児玉氏の仰ることが事実だと確かめられれば、被災地にとっても、瓦礫を受け入れる側にしても朗報だと思います。
逆に、NGと分かれば、排ガスから分離する技術はどこで処理しようとも必要ですから、国をあげて研究する必要があります。

そもそも日本全国全く汚染されていない地域はありません。ゴミには常にK40が含まれ、さらには核実験のフォールアウトの時代から焼却炉ではずっと放射性物質が濃縮され続けてきたのですから、焼却物への放射性物質混入問題は、今に始まった問題ではなく、程度問題であることもこの問題を考察する前提理解としては必要ではないかと思います。

以上、この問題を考える上で参考になれば幸いです。

12月3日(土) 第6回「北区9条のつどい」

3月11日に発生した東日本大震災の爪痕は、地震、津波による被害に加え福島原発事故による放射能汚染も加わり、復興のめどがいつになれば立つのかすら分からない状況です。

テレビなどでも、放射性物質が「全く検出されない」や、「基準値以下」だとされても、福島産の農作物というだけで、買い控えや安値の取引を余儀なくされるということが起きていると報道されています。
一方で、「そもそも基準値が高すぎる」「放射線の健康被害は分からないことが多くて不安」という声も多く聞かれます。どちらも大切な問題であるだけに、この問題の難しさと正確な理解の大切さを痛感します。

そこで、今年の「北区9条のつどい」は、放射能防護学=放射線の人体への影響の研究の専門家として、テレビにもよく登場されている安斎育郎さんをお招きし、「フクシマと私たちの未来」と題してご講演いただき、福島の問題、原発の問題を、皆さんとご一緒に考えたいと思います。安斎先生は、マジックがプロ並みということで知られていますが、お話しも大変楽しく、分かりやすいことでも定評があります。どうかご期待いただき、ぜひ多くの方に参加していただきたいと思います。

参加協力費は500円です。
当日参加もOKです。

場所や時間などの詳細は以下のチラシをご覧ください。
クリックすれば大きくなります。

tudoi2011-1.jpg


tsudoi2011-2.jpg

今年は「沖縄」! 北区「9条のつどい」

今年の北区「9条のつどい」は、「沖縄問題」を憲法の視点からみんなで学習します。
日程も、注目の沖縄知事選挙投票日の前日に決まりました。

 11月27日(土) すずらんホール 午後2時開演

講師は、反戦地主の会の事務局長をされている池原秀明さんです。
多くの基地を抱える沖縄の生の現状、現場の声を是非お聞き下さい。

また、友情出演として、「月桃の花」歌舞団さんが沖縄のエイサーと歌を披露してくださいます。

11月27日は、ご一緒に、沖縄を肌で感じ、考える日にしませんか?
昨年同様、多くの皆さんのお越しをお待ちしています。

なお、詳細は、以下の案内チラシ(案)をご覧下さい。

つどい2010表


つどい2010裏

(クリックすると拡大表示します)

つどいに500人!

湯浅誠さんを講師に迎えて行った12月13日の「北区9条のつどい」は、会場のすずらんホールが満杯となる500名もの方にお越しいただき、大成功で終えることができました。
ご協力頂いたすべての皆様に心より感謝いたします。

今回は1回目の2006年以来、久しぶりに司会を担当させていただきましたが、舞台からの会場一杯の眺めは最高でしたよ。\(~o~)/

#なお、私のカメラが故障してしまい撮れなかったので、写真は後ほど他の方から頂いてアップします。

一部は、女性5人のアカペラグループ、ハモラバ(HAMOLABA)の演奏です。
美しく、元気で、さわやかなハーモニーを聞かせてくれました。
オリジナル曲もとても良かったです。

皆さんの、乗りの良い拍手で、会場から声援が飛ぶほど大いに盛り上がってくれました。

第2部は、湯浅誠さんの講演です。
直接お話を伺うのは初めてでしたが、本当に驚かされました。マジで凄いです。
私もこれまで様々な方のお話を伺って来ましたが、湯浅さんの講演はトップ中のトップクラスです。
次の日、録音しておいたお話を改めてじっくり聞かせて頂き、その凄さを再認識しました。
どこがそんなに凄いのか?私が気付いたポイントです。

1.お話のテンポが速すぎず、遅すぎず丁度聞きやすいうえ、語尾まではっきり話されてとても聞きとりやすい。
2.内容がとても具体的でイメージしやすい。
3.論理展開がスムーズで変に飛躍することが無いため、誰でも自然についていける。

これほど分かりやすく話す方は、そうはいません。

で、そのお話の中身も本当に素晴らしかった。
それについては、また、改めてまとめてみたいと思います。

「年越し派遣村」の村長(湯浅誠さん)がやってくる!

今年もやります! 北区「9条のつどい」

 12月13日 午後2時開演 @ すずらんホール
   参加協力費 500円 (高校生以下無料)

今回のメインゲストは、昨年末、日比谷公園に突如登場した「年越し派遣村」の村長として、国をも動かす「反貧困」の大運動を展開した中心人物として、一気に有名になった湯浅誠さんです。

湯浅さんは現在、新政権の「国家戦略室」の政策参与に就任され、貧困や失業の対策提言をまとめられている最中のため、とても多忙なようです。そんなきついスケジュールを調整して、お越しくださいます。

この湯浅さんのお話を直接伺える機会は、神戸ではなかなかありません(初めて…かな?)。ましてや、湯浅さんが憲法9条についてもお話になるのを聞く機会(本邦初?)は、今後もなかなかないのではと思います。

まさに、Don't miss it! これを逃すと後悔するかも?です。

湯浅さんと一緒に、この国の貧困と平和の問題を考える、そんな時間にしたいと思っています。
多くの皆様のご来場をお待ちしています。

詳細については、以下の案内チラシをご覧ください。
なお、チケット、チラシ、ポスターなどをご希望の方、お問い合わせなどは、管理人までメールをください。

#クリックすると、大きく見られます。
つどいちらし1

つどいちらし2

theme : 憲法九条
genre : 政治・経済

核抑止論 (NHK 核「日本の、これから」 を見て)

(極少数ですが・・・)読者の皆様、ご無沙汰しています。

先日の8月15日の終戦記念日、NHKで放送された「日本の、これから」の視聴者討論番組に、当会の「お玉おばさん」と、九条の心ネットワークの徳岡弁護士が出演しました。

あちらや津久井弁護士のブログなどでも、色々と番組の評価や問題について議論がされていますし、先日他の「九条の会」の皆さんとお話したときにも、番組批判なども出されていました。確かに、番組の構成の問題や、問題発言もどちらの側からも多々ありましたが、忌憚のない正直な意見が表明されたのは価値があったのではないでしょうか?こうした、視聴者討論番組はどうしても消化不良になりがちなのですが、かなり踏み込んだ発言も多く、比較的見ごたえのある討論番組だったと思います。議論のスタート、国民意識の多様性のあぶり出しとしては、私はまずまず成功していたと思います。

それにしても、あの元自衛官の方のトンデモ陰謀論(反運動=クレムリンの陰謀説)は凄かったですね。もっとも、護憲派の周辺にもトンデモ陰謀論は存在しますので、これに影響されるかどうかとイデオロギーは関係なさそうですが・・・

あと、識者のコメントで、「日本武装論」の非現実性がくっきりとを浮かび上がっていたのも印象的(挑発的な言い方ですみません)でしたね。

ざっくりとした感想は簡単に以上とし、以下に番組でも結論は出なかった「の傘」論の前提となっている「核抑止論」について、少し考えてみました。

番組から明らかになった「核抑止論」に基く核武装論は、簡単に言えばこんな感じでした。

#やったら、やりかえすぞ、という均衡関係でしか、現実的には戦争を回避すること=平和を保つことが出来ない。だから、核武装した相手には、こちらも核武装するしか均衡関係は築けない。北朝鮮が核武装した以上、日本も核武装すべきだ。

端的に言い換えれば、
#核兵器は戦争を出来なくしたスーパー兵器なので、これを持つ事は最高の安全保障になるのだ。平和のためにこそ核武装が必要だ。

といった感じでしょうか?

実に面白いな~(不謹慎ですみません)と思ったのは、番組でも大学生の女性(どこかで以前に見たことがある気がするのですが、きっと気のせいでしょう・・・)が、「核は決してなくならない」「戦争の無い状態とは均衡した状態」「全ての国が核兵器を持つか、持たなければ均衡状態になる」「今の日本の状態は不均衡だ」と言っていましたが、これって凄く分かりやすい論理だなと。核均衡が平和をもたらすんだという立場に立てば、当然そうなるよな~と感じました。

皆さんなら、これにどう反論しますか?
できれば、皆さんからもご意見いただきたいですね。

で、私の立場ですが、

more...

theme : これからの日本
genre : 政治・経済

tag : NHK,

悔しい・・・鈴木千恵さん殺害事件について思う

先日、なんともやりきれないニュースを聞いて、悔し涙が出た。

モンゴルのウランバートルで日本語学校の教師をしていた鈴木千恵さんが、マンホールに住んでいたホームレスの男に殺害された。わずか1700円を奪うために・・・

中日新聞の記事によると、


 モンゴルの首都ウランバートル市で7日、殺害されているのが見つかった北海道出身の鈴木千恵さん(38)。現地校で日本語教師を務めていたが、所持品の財布や携帯電話が奪われており、同日未明に友人宅を出た後、強盗殺人事件に巻き込まれたとみられている。
 日本との懸け橋になろうと海外に渡った彼女の死に、母校の愛知教育大(愛知県刈谷市)時代の恩師らは、声を詰まらせた。
 鈴木さんは1987年4月にスタートした愛知教育大の日本語教育コースの3期生で、当初から海外での活動を目標にしていた。
同コースで直接指導した岡田安代さん(64)=名古屋市昭和区=によると「親に負担をかけないように」と、アルバイトをしながらの学生生活だった。
 海外への意思が揺るぎないものになった転機は、大学卒業間際の父の死。当時、日本語教師だけで生活していくのは金銭的にも厳しく、残された母を思い「故郷の北海道に帰ろうか」と迷ってもいた。しかし、父は娘のために貯金を残していた。「志を貫くための貯金」。岡田さんはそう聞いている。母親も「続けなさい」と背中を押した。
 大学卒業後に青年海外協力隊員としてモンゴルに渡った。その後はロシアのハバロフスクに赴いたり、択捉(えとろふ)島など北方四島への専門家派遣で島民に日本語を教えた。日本語教師として暮らし、合間に北海道の実家や友人の多い愛知県に戻ってくる生活に。「モンゴルで教科書を作った」。帰ってくるたびに、仲間と集まっては現地の生活などについて語り合った。
 2004年、再びモンゴルに向かう前に、鈴木さんは仲間たちに手紙を出している。
 「前回、協力隊でモンゴルに行ったのが10年前。あのころよりも人として、教師として少しは成長しているはず。自分を信じて行ってきます」
 昨年、岡田さんが愛教大を退職。恩師を囲んだ同窓の集いに、モンゴルにいた鈴木さんは参加できなかった。「帰って来たらまた、みんなで集まりたいね」。仲間とそう連絡を取り合っていた鈴木さんの願いは、かなわなかった。




容疑者は精神障害の疑いがあり、殺すつもりは無かったと供述しているようだが、それならなおさら本当に命を奪わないでいて欲しかった。

鈴木さんのような、日本と海外の架け橋になろうとこんなにも献身的に行動されてきた素敵な方が、その命を奪われる。ましてや、その国の人に命を奪われてしまう・・・アフガンで殺害された伊藤和也さんと同様に、本当にやりきれない。ましてや、娘さんの意志を応援するための資金を遺して逝かれた父、大事な娘さんを送り出していた母の無念を思うと、本当に悔しくて、悲しい。

アフガン、イラク、ガザなどなど・・・世界中の紛争は止みそうにない。
そして、多くの子供たち、若者たちの尊い命が毎日奪われている。

そんなニュースを聞くたびに、
この子供たち、若者たちは、将来、鈴木さんや伊藤さんのような素晴らしい人に成長したかもしれない。世界の紛争をなくす仕事が出来た人がいたかもしれない。イスラエルとガザとの和平を実現できる人がいたかもしれない。エネルギー問題で、画期的な発明が出来る人がいたかもしれない。
って考えてしまう。

これは何も殺された子供たちだけじゃなく、貧困のため十分な教育を受けられず、その可能性を開花できずに放置されているものすごい数の子供たちにも同じ思いを抱く。

そういった人類未来の可能性をも、貧困、紛争、戦争は奪いとってしまうのだ。

もしかしたら人類とは、戦争を止めることができない愚かな生物なのかもしれない。
でも、人類の可能性を信じて、貧困も戦争もない、個々人がその可能性に挑戦できる社会こそが、人類の全可能性を花開かせられる社会なのであり、そんな社会を目指そうじゃないかというのが日本国憲法の精神なんだと思う。本人は意識していなかったのかも知れないけど、鈴木さんや伊藤さんの活動は、そうした憲法の理念に沿った活動だったように思う。

それだけに、そんな人類未来への架け橋になっていた彼らが犠牲になった事は、なおさら無念でならないのです。

theme : 気になるニュース
genre : ニュース

追悼、加藤周一さん

「九条の会」の呼びかけ人9人の一人である、加藤周一さんが12月5日に亡くなられた。呼びかけ人としては、昨年の小田実さんに続いて2人目となります。私たちは、日本、いえ世界を代表する平和への大きな灯台をまた一つ失ってしまいました。

加藤さんへの管理人の個人的な印象は、とにかく「とてつもなく大きな人」というものです。専門家という狭い領域ではなく、和洋漢を問わず、その思想・芸術・文学・文化へのとてつもなく幅広い知識と教養、そして繊細な感性と平和への強い思いを持って語られる言葉のやさしさと重み。本当に、こんな大きな人になりたいと思わせる、「憧れの人」でした。

2005年、小泉首相が靖国参拝を強行し、中国国内で若者を中心に反日デモが激化している最中に、「中国青年報」へのインタビューで、加藤さんが中国の青年達へ語ったお話を以下に記します。


「もしこの老人にひとつ望みを言わせていただければ、私は中国の若い人にこう言いたい。問題を解決しようと思えば、まず相手の国を理解しなければならない、もちろん自分の国も理解する必要がある。中国はアジアに対して責任があるとお考えならば、中国の若い人々は理解しようとする気持ちで日本を見て欲しい。日本を灰色としてみて欲しい。灰色とは何か。例えば、われわれは戦争や争いが好きな国を黒色として見るとすれば、スイスのような純粋平和国家を白色として見る。日本という国はどちらの面も持っている、だから、単色として日本を見ないで欲しい。中国から日本を見る場合、日本を純白としてでも純黒としてでもなく見てもらえれば、いろんな面が見えてくる。逆に言えば、中国も同じだ、中国も天国じゃない。自分の問題を見るときにも、客観的で、各方面の角度から理解する必要がある。中国に対しても、日本に対しても、絶対良い或いは絶対悪いというような絶対的判断を用いず、総合的に見る。このように相手を理解し、このように自分をも理解することだ。」(かもがわブックレット、「9条と日中韓」より)


この加藤さんの言葉は、「日本」と「中国」を入れ替えてもそのまま通用するだけでなく、「右派」と「左派」といったイデオロギーの違いや、「キリスト教」と「イスラム教」といった宗教的対立に置き換えても通用する、相互理解への普遍的で素敵な言葉だと思いませんか?

加藤さん、本当にありがとうございました。そして、お疲れ様でした。
ご冥福を心よりお祈りいたします。

人は時として素直にならなくてはいけない

今回は、今朝(10/16)の神戸新聞の「正平調」を紹介します。



東京外国語大学教授の伊勢崎賢治さんは自らを「紛争屋」と呼ぶ。東ティモールや西アフリカのシエラレオネそしてアフガニスタンなど、世界各地の紛争地域で武装解除に取り組んできた。◆その仕事ぶりをテレビのドキュメンタリー番組で見たとき、元国連帯難民高等弁務官の緒方貞子さんがモットーにする言葉を思い浮かべた。「熱い心と冷たい頭を持て」。この仕事で一番大事なことは、と尋ねられた伊勢崎さんの答えが印象的だった。「できない約束をせず、うそをつかないこと」。◆伊勢崎さんの一世代上に、「丸腰の独裁者」と呼ばれる人がいる。先日、ノーベル平和賞を受賞したフィンランドのマルッティ・アハティサーリ前大統領だ。「人は時として素直にならなくてはいけない」。その言葉に、困難な交渉をまとめてきた真摯な姿勢を感じる◆フィンランドは、日本では福祉と教育の国として紹介されることが多いが、ロシアとスウェーデンに囲まれ、軍事的な中立に「生きる道」を見いだしてきた国でもある。71歳の前大統領も少年時代、旧ソ連との戦争に父親が従軍し、母親と避難生活を味わった◆全大統領は泥沼化していたコソボの和平交渉を振り返り、「もしフィンランドが北大西洋条約機構(NATO)の加盟国だったら仲介役は果たせなかった」と語った。先月、京都であった伊勢崎さんの講演が重なって聞こえる。「中立の立場で紛争の間に立つ。憲法九条を守る日本の信用とイメージが、その任務に役立つ」◆血なまぐさい紛争現場で鍛えられてきた二人の思想に、もっと触れたいと思う。




神戸新聞さん、素敵な記事をありがとうございます。

で、伊勢崎さんの考えを知るのに、管理人が一押しするのは、これ↓
伊勢崎賢治著 「自衛隊の国際貢献は憲法九条で―国連平和維持軍を統括した男の結論」

アハティサーリ氏については、アチェ紛争、コソボ紛争に関わったことを聞いたことがある程度で、恥ずかしながらその具体的内容については全く存じないのですが、今回のノーベル平和賞受賞でそのお仕事を紹介した本なんかも出てくるでしょうから、勉強させていただこうと思います。どなたかお勧めがありましたらぜひ教えてくださいね。

祝! ノーベル物理学賞受賞 南部、益川、小林先生

小林・益川理論は、素粒子物理の世界では超有名だったので、両氏がノーベル賞を受賞したことは、至極当然だと思う。南部先生に至っては、数々のノーベル賞学者の先生のような方で、アインシュタイン クラスの大先生だったから、彼を知る人は今回の受賞は至極当たり前というか、受賞は遅すぎると思うだろう。

実は、管理人の私は、小林先生、益川先生の物理学教室の後輩なんです。でも、素粒子物理は専門じゃないので、小林・益川理論を理解している訳じゃありませんのであしからず・・・でも、彼らがあの独創的な理論の基礎をなぜ院生時代に構築できたのか?については、ちょっと思いつくことがあります。

名古屋大学の物理学科には、名古屋大学物理学教室憲章があります。これは、坂田昌一先生の「「物理学教室の運営は民主主義の原則に基く」という考えを活かしたもの。だから、坂田教室では、学生も院生も教官も、分け隔て無く自由に意見交換できる環境が整っていた。その環境が、小林・益川理論を生んだのではないか?と思えるのです。私が学生の時も、その伝統は色濃く残っていて、学部の運営に学生が意見を述べられたし、学長選挙に学生が選挙権を持っている数少ない大学だった。

その坂田昌一先生は、湯川・朝永・坂田の三羽がらすと呼ばれ、ノーベル賞候補といわれながら、短命だったため受賞できなかったが、彼が育てた小林・益川両氏がノーベル賞に輝いたことが、私は本当に嬉しいです。

そして、この名古屋大学物理学教室憲章を基礎にして生まれたのが、名古屋大学平和憲章だ。この制定運動には、管理人も深く関わったので、とても大事に思っている。

この憲章は、全学生、教職員、院生、教官が批准署名をして成立したもの。
そして、この憲章には、画期的な文章が沢山含まれているので、是非全文を一度読んでみて欲しいです。そして、憲章の基礎が、名古屋大学物理学教室憲章と、日本国憲法にあることもね。

theme : 憲法九条
genre : 政治・経済

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