半年前から準備してきた第3回目の「北区9条のつどい」が7月19日に終了しました。
多くの皆さんのご協力で、交通の便の悪い北区にもかかわらず、約350人が集まった。

最初は、素敵なコーラスを聴かせてくれたセレスティーナ男声合唱団。
とっても丁寧で繊細な演奏で、井上陽水の「少年時代」が特に染みいりました。
期せずして会場からアンコールの声が湧いた。

続いて、伊勢崎賢治さんの講演。
プロジェクターを使って1時間半、最後の結論に向けて、アフガンを例にして紛争現場の現実を見せつける。

一旦始まった戦争を納めることが如何に困難で、そこでは「正義か平和か」の二者択一すら迫られるという現実。国連さえ「中立者」と認めてもらえない現場で、9条を持つ国日本だからこそ「中立」として認めてもらえた「美しき誤解」という現実。そして、あの驚愕の武装解除を行った自らを、ブッシュの「悲しき共犯者」であるとし、「武装解除」だけが成功して「力の空白」を作ってしまった事への慚愧を述べる。
なんて人だろうと思った。あれだけのことをやっておきながら、その自慢を全くせず、自分の抱える矛盾、悩みを隠さない。その上で、なぜそうしたのかを率直に語る。それは、「これ以上犠牲者を出したくない」、その一点のみだと・・・
うーーん、格好良すぎだよ。
そして、現場の現状を見せられ、これまで単純に日本の国際協力は貧困対策などの援助だけで良いと考えていた護憲派の常識を破壊し、混乱させた後、最後の結論へと導く。
「戦争は、どんな理由があろうとも絶対にしてはいけない」一旦戦争が始まれば、悲惨な状況となるだけでなく、それを終わらせるには、モラルをも捨てざるを得ない。それを避けるのは、戦争をしないという選択枝しかない。
という事だろう。
他にも、NATOの集団的自衛権を根拠とした作戦(OEF)へ協力をする新テロ特措法(OEF-MIO)が、全く関係のない国連の国際治安支援部隊(ISAF)の決議を法的根拠にしているデタラメさや、地位協定と国際刑事裁判所(ICC)の問題など、他所ではあまり聞いたことが無いがとても大事なお話もしていただいた。
伊勢崎さんには、懇親会にもお付き合いいただきありがとうございました。
なお、そこでの話はお酒が入ってましたので内緒にしておきます。(笑