筑紫哲也さんの魂の声
癌で闘病をされている筑紫哲也さんが、本日のNEWS23の多事争論に声だけの出演で魂のメッセージを伝えていました。
内容は、あさっての投票に行きましょうという筑紫さんらしく、静かに語られた訴えでしたが、「今の危険な流れを食い止めるために、あなたの子孫の未来に責任を持つために、あなたに出来る最低限の責任(=投票)を果たそうではないか」、との魂からの熱い訴えとして、ズンと私に響いてきました。
私がこのように「九条の会」などで、憲法を変え、日本を戦争ができる国へと変えようとする政府権力に微力ながらも抵抗する運動に加わっているのも、実はそんな思いからなんです。
9条が変えられたからといって、私たちの世代が戦場に行くような事態になることはまずないでしょう。しかし、そのまま今の流れを放っておいたら、私たちの子や孫たちの世代にはどうなるか分かりません。その時、「お父さん(おじいさん)は、どうして9条を守ってくれなかったの?」と、問われてから後悔をしたくはないのです。歴史の傍観者や評論家でいることは簡単で楽ちんです。しかし、「茶色の朝」を迎えてからでは遅いのです。
今回の選挙の争点は沢山あります。しかし、年金の問題も、重税の問題も、介護や医療の問題も、低賃金の問題も、若者の雇用問題も、総て、『現行憲法がきちんと生かされているのか?』という問題でもあります。
日本国憲法は、その人なりにまじめに暮らそうとしている人が、健康であろうと病気であろうと、健常者であろうと障害者であろうと、明日の暮らしに不安を抱かず、家族と穏やかに、明るく未来に希望を持って暮らせるようにすることは、『国の責任』であるとしています。
そして、世界中の人々が平和で暮らす権利を有すると謳っている世界で唯一の憲法です。
今の、過労死、ワーキングプア、医療難民・介護難民、ネットカフェ難民、貧困による一家心中などの痛ましい事例は、まさに憲法が規定している最も大事な国民の命と生活を守るという責任を、国が果たしていないことに最大の原因があります。そして、この憲法軽視の政治の流れを変えることなしに、これらの問題を根本的に解決することは出来ません。ましてや、先の戦争は正しい戦争だったとし、戦前の国家体制を賛美し、現行憲法の価値観をまるごと否定する、安倍首相をはじめとする「靖国派」の議員たちに、これ以上この国の将来を任すわけには絶対にいきません。
みなさん、明日の投票に必ず行きましょう。
そして、今日一日、「憲法を守り、暮らしに生かそう」という政治家・政党への支持を広げてください。
それこそが、私たちが「未だ見ぬ世代」のために、今私たちがしなければならない責任だと信じます。
内容は、あさっての投票に行きましょうという筑紫さんらしく、静かに語られた訴えでしたが、「今の危険な流れを食い止めるために、あなたの子孫の未来に責任を持つために、あなたに出来る最低限の責任(=投票)を果たそうではないか」、との魂からの熱い訴えとして、ズンと私に響いてきました。
私がこのように「九条の会」などで、憲法を変え、日本を戦争ができる国へと変えようとする政府権力に微力ながらも抵抗する運動に加わっているのも、実はそんな思いからなんです。
9条が変えられたからといって、私たちの世代が戦場に行くような事態になることはまずないでしょう。しかし、そのまま今の流れを放っておいたら、私たちの子や孫たちの世代にはどうなるか分かりません。その時、「お父さん(おじいさん)は、どうして9条を守ってくれなかったの?」と、問われてから後悔をしたくはないのです。歴史の傍観者や評論家でいることは簡単で楽ちんです。しかし、「茶色の朝」を迎えてからでは遅いのです。
今回の選挙の争点は沢山あります。しかし、年金の問題も、重税の問題も、介護や医療の問題も、低賃金の問題も、若者の雇用問題も、総て、『現行憲法がきちんと生かされているのか?』という問題でもあります。
日本国憲法は、その人なりにまじめに暮らそうとしている人が、健康であろうと病気であろうと、健常者であろうと障害者であろうと、明日の暮らしに不安を抱かず、家族と穏やかに、明るく未来に希望を持って暮らせるようにすることは、『国の責任』であるとしています。
そして、世界中の人々が平和で暮らす権利を有すると謳っている世界で唯一の憲法です。
今の、過労死、ワーキングプア、医療難民・介護難民、ネットカフェ難民、貧困による一家心中などの痛ましい事例は、まさに憲法が規定している最も大事な国民の命と生活を守るという責任を、国が果たしていないことに最大の原因があります。そして、この憲法軽視の政治の流れを変えることなしに、これらの問題を根本的に解決することは出来ません。ましてや、先の戦争は正しい戦争だったとし、戦前の国家体制を賛美し、現行憲法の価値観をまるごと否定する、安倍首相をはじめとする「靖国派」の議員たちに、これ以上この国の将来を任すわけには絶対にいきません。
みなさん、明日の投票に必ず行きましょう。
そして、今日一日、「憲法を守り、暮らしに生かそう」という政治家・政党への支持を広げてください。
それこそが、私たちが「未だ見ぬ世代」のために、今私たちがしなければならない責任だと信じます。
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