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被災地はがれきの広域処理を望んでいる

某MLにも書いた内容ですが、

陸前高田の戸羽太市長のFBでの発言を紹介しましたが、まだこちらのコメント欄や、

笑止千万!「みんなの力で瓦礫処理」 [田中康夫 にっぽん改国]
http://www.nippon-dream.com/?p=7297

などが、こうした誤解を拡散しているのでは戸羽市長も困っていらっしゃることでしょう。

戸羽市長は2月22日にも、以下のように発言されています。

【岩手・陸前高田市】戸羽市長「我々はそばに太平洋セメントがあるが、瓦礫受入に手を挙げる自治体があることは有難い。痛みを共有するのは有難い。無理にとは言えないが、災害はいつどこで起こるか分らないのでぜひ皆さんにご協力いただきたい」2.22  http://t.co/Md0p2K6Q

こちらでは、釜石市などの住民の声が紹介されています。
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1071/20120212_01.htm

◎お願いする立場だが…怒号「切ない」/岩手の被災地

 東日本大震災の被災地で発生したがれきの広域処理が、福島第1原発事故に伴う放射線の影響で受け入れ先の理解がなかなか得られない現状について、岩手県の被災地の住民は「処理をお願いする立場で、大きな声は上げにくい」と複雑な思いを抱きながら、今後の推移を見守っている。
 「(神奈川県などの)説明会場で怒号が飛び交う状況をテレビで見ると、本当に切ない」。大槌町議の里舘裕子さん(62)は胸の内を明かす。「がれき処理が滞れば、復興も進まない」とした上で「お願いする以上は、被災地の気持ちを何らかの形で受け入れ先に伝えたい。前提として、国が責任を持ってがれきの安全性を説明してほしい」と言う。
 宮古市の菓子製造業菅田正義さん(53)も「受け入れ先の住民の不安は理解できる。感情的にならないためにも、放射線の正確な情報が重要だ」と訴える。
 「広域処理を一方的にお願いするだけでなく、自分たちの地域でできる努力を尽くすことも大事」と言うのは、釜石市の栗橋地区まちづくり会議の菊池正明議長(76)。
 釜石市は、がれきの焼却処理を進めるため、2年前に休止した栗橋地区の旧清掃工場を10日に再稼働させた。同地区は受け入れを決め、市と環境保全協定を締結した。菊池さんは「被災地も努力していることを示せば、必ず理解してもらえると思う」と話す。

こちらにも被災地各地の首長の発言が纏められています。
http://togetter.com/li/269402

【宮城・石巻市】亀山市長「がれきの記憶がなくなることが復興への意欲につながる」1.28 >共同 環境相、宮城のがれき置き場視察 広域処理の必要性強調 http://t.co/wV4ZRUhI

【宮城県・気仙沼市】菅原市長「2次処分場の準備が遅れていることもあり、廃棄物をいくらかでも減量しておく必要がある。他の自治体で処分を引き受けていただくことはありがたい」2.18 >河北新報 気仙沼のがれき青森東北町・六ヶ所村で受け入れ
http://t.co/TtPsIf7T

【宮城・女川町】須田町長 町内の道路や私有地が膨大な量のがれき置き場となっていることを挙げ「復興への大きな足かせになっている」と強調、広域処理に協力を求めた。3.1 >日経 宮城・女川の震災がれき、東京へ本格搬出 http://t.co/Q4TzSWa1

【宮城県・名取市】佐々木市長「名取の瓦礫は市内で処理できるが、宮城県内にがれきを移す場所がなく、焼却場を建設する土地を確保できない自治体がある。被災地だけで負の遺産は背負いきれない」2.21 >毎日 名取市長来県/石川http://t.co/Pdk7dboU

【岩手県】達増知事「支援の動きが出てきているが現状のままでは(震災から)3年以内の処理は厳しい状況で、広域処理の一層の拡大に取り組む必要がある」3.6 >岩手日報 http://t.co/g1CqMPuT

【岩手・山田町】沼崎町長「地元でも最大限の努力をしているが、間に合わない。この窮状を知って欲しい」2.27 >朝日 島田市長らがれき視察 大槌町・山田町 http://t.co/UEYEpOvj

【岩手・大槌町】碇川町長「大槌町には66万9千トンのがれきがあるが迅速な対応ができていない」2.25 >共同 静岡の自治会長ら、がれき視察 受け入れ準備の島田市 http://t.co/m77IRvag

【岩手・宮古市】山本市長「自分達でも処理するので、広域処理の受け入れをお願いしたい」2.18 >岩手・宮古に仮設焼却炉「がれき広域受け入れを」 - MSN産経ニュースhttp://t.co/RhC1fcxN

【岩手県・大船渡市】 >中日新聞 進むがれき処理 『被災者気遣い奮闘 大船渡でがれき担当・浜松市職員』3.5 http://t.co/ZsSUDheq

【岩手・陸前高田市】戸羽市長「我々はそばに太平洋セメントがあるが、瓦礫受入に手を挙げる自治体があることは有難い。痛みを共有するのは有難い。無理にとは言えないが、災害はいつどこで起こるか分らないのでぜひ皆さんにご協力いただきたい」2.22  http://t.co/Md0p2K6Q

こちらは3月4日付の河北新聞
 宮城県震災廃棄物対策課「がれき置き場の多くは市町の復興計画で区画整理事業の対象になる。処理が遅れれば復興そのものが進まない。早期の県外搬出が必要だ」
 村井宮城県知事「ただただ、お願いするしかない」「誤解に基づく反対運動が活発で、どの自治体も難しい判断を迫られている。これも風評(被害)と言えるかと思う」

最近は、以下のようにも述べられているようです。

【宮城県】村井知事「県外への受け入れ要請は引き続きやっていくが予想以上に県内の処理が進んできたため、沿岸部同士でも分散して受け入れる。県外に運ぶよりも経費を抑制でき、放射能汚染を懸念する声も少ないと思う。」3.7 >時事 知事インタビュー http://t.co/MsKQ1KzJ

宮城県は、もともと県外処理とは言わず、「域外」処理と言っていました。
この域外処理のうち、県内での処分が予定以上に進んできたので県外へお願いする分は減少できそうという良いニュースです。
しかし、それでもなるだけ早期に処理したいので「県外への受け入れ要請は引き続きやっていく」とのこと。

このように、多くの被災地が震災がれき処理協力を望んでいる事には疑いの余地はありません。
ここを一部の方の発言だけで都合よくすり替えるのは、本当に止めたほうが良いと思います。
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陸前高田 戸羽太市長の本当の思い

とあるML参加者から教えて頂きました。

陸前高田の戸羽太市長が出されている著書の一部を意図的に引用して、災害廃棄物の広域処理に反対しているかのような情報操作に使われていますが、ご本人がFacebookにてそれへの抗議のされている事がわかりました。
以下、その文面を貼り付けます。



おはようございます!

 昨日、野田総理が全国の都道府県に対して、法に基づき被災地の瓦 礫の受け入れを要請する云々の報道があり、私のところにも報道関 係の方が何社か取材に来ました。

 1年も経ってから・・・との思いはありますが、それでも政府が実 際に動き出そうとしてくれていることには素直に感謝したいと思い ます。

 さて、私は、FBはやっていますがツイッターは利用しません。
 ツイッターは匿名性が高く、誹謗中傷というか、いずれ建設的な意 見が少ないように思うからです。

 
  本題に入りますが、ツイッターの中で私の書いた本の内容を引用? し、それを違った解釈をされた方々がいて、私が『瓦礫の広域処理 を望まない』と言っている旨の書き込みが氾濫しているようです。

 陸前高田市の瓦礫については、大船渡市のセメント工場で瓦礫の処 理をしていただいているので、今のところ他の自治体にお願いする 予定はありません。

 しかしながら、瓦礫の問題は陸前高田市の問題ではなく、被災地全 体の問題だと思っています。

 被災地瓦礫の全体量が減少していくことで、復興のスピードは速ま りますし、何よりも被災者の方々に元気を与えることになると思い ます。

 したがって、私個人としても瓦礫の引き受けをしていただけるとこ ろがあるのであれば、どこの被災地の瓦礫でも構いませんの処理を お願いをしたいと考えています。

 私の二人の息子の親として、子育てをされている方々や、妊婦さん たちの心配もわかります。

 ですから、基準をさらに厳しくして、本当に安全が確認された瓦礫 だけを限定で被災地以外で処理をしていただきたいと思っています。

 『絆』という言葉が、昨年の日本を象徴する言葉だったことを全国 の皆さんにもう一度思い出していただけたらと思います。

被災がれきを焼却炉で処分した場合の被ばく量の試算

瓦礫の広域処理の足かせとなっているのは、受け入れ自治体住民の安全性への理解です。

「1Bqでも外部に漏れるのは認めない」という極端な意見をいう方は相手にしても埒があきませんが、大抵の方はこういうリスクの問題は程度問題で議論しないといけないことはご存知です。

つまり、現在の汚染や、日常の食事などからのセシウム汚染と比しても有意に大きな数字となれば、ちょっと待てよという話になる。一方、それらに比して遥かに小さい値、例えば千分の1のレベルという事が理解できれば、それなら心配する必要はないなという話になる。

だからこそ、私もまずは実際にどれほど外部に漏れるのかを科学的に検証させ、その数値を元に議論を始めましょうと主張していました。

しかし、最近、実際の焼却炉での実測値が公開されました。
http://kouikishori.env.go.jp/faq/haigasu_20120124.pdf

こちらの環境省の説明資料にも、同じデータが載っています。
http://www.env.go.jp/jishin/attach/waste_koiki_mat20120202.pdf

これにより、バグフィルターによる除去能力が確かめられましたが、この実測値がどのぐらい低い値なのかを別の角度から大雑把ですが試算してみました。

ND(検出限界以下)だと、それ以下であるということしか分からないので、唯一バグフィルター方式で検出限界を超えて数値が出ている数値を使うことにします。
福島市の「あらかわクリーンセンター」で10/27に測定されたデータを見ると、飛灰に約3万Bq/kgのCs137が含まれた瓦礫を燃やして、排ガスから0.007Bq/m3が検出されています。

規制値ぎりぎりの瓦礫だけを燃やすと8000Bq/kg(Cs134+Cs137)が残ると言われているので、上記の事例と同じ比率で排ガスとなると計算すると、約0.002Bq/m3の放射性Csが排ガスに含まれている計算となります。

では、例えばCs137が0.002Bq/m3含まれる空気を1年間吸い続けて過ごしたら被ばく量はどれ程になるかを計算してみます。

吸入摂取した場合のCs137の実効線量係数は6.7×10-6 (mSv/Bq)
成人1日あたりの吸入量は20m3なので、
1年間での被ばく量は、0.002Bq/m3 x 20m3 x 365 x 6.7mSv/Bq x 10-6 ≒ 10-4mSv = 0.1μSvとなる。

これは食事1回分の被ばくよりも少なく、事故前の自然放射線による1時間の被ばくと同程度です。
排ガスは実際には遥かに希釈されますし、そもそも瓦礫の平均含有量も規制値をずっと下回るでしょうから、焼却炉の近隣住民でさえ、さらに何桁も低い影響であろうと思われます。

これは、ほぼ完全に安全であると宣言して大丈夫な数値でしょう。

瓦礫問題でコメントした

徳岡弁護士がブログで瓦礫問題について「2500万トンの瓦礫が太平洋を越えアメリカに漂着する 瓦礫を拒否する脱原発派の人間性が今問われている」という記事を書いている。

脱原発派こそ瓦礫を単に拒否するだけで良いのか?を問うた勇気ある発言だと思ったし、コメント欄では脱原発派は瓦礫受け入れを拒否するのは当然であるかのような信じられない発言も見られたのでコメントしておいた。


徳岡様、ご無沙汰しています。
9条の心ネットワーク事務局&北神戸「9条の会」代表世話人のOです。

この勇気あるご主張に賛同します。
私もブログにて、ガレキ問題に関して以下のような考察をしております。
http://funkyfungifun.blog33.fc2.com/blog-entry-69.html

すべての震災ガレキ=放射能ガレキと決め付け、頑なに拒否するだけの態度ではエゴとしか映らず、多くの共感を呼ぶことは不可能でしょう。

実際、日本中が大なり小なり福イチの事故で汚染され済みです。
クリーンな場所などありません。そもそも西日本では、事故前から黄砂に混じって中国での核実験由来の放射性物質が、毎年降り注いでいます。

そういうリアルな現状を認識した上で、どうすればさらなる汚染を許容可能な範囲に留めつつ、民主的な手続き、市民が納得できる方法で、被災地の復興を妨げているガレキ問題を、なんとか解決できる方策はないのか?という点を真剣に悩み、考える。被災地の苦悩に寄り添い、一緒に苦悩する。これこそが脱原発運動に不可欠な態度のはずです。

「分からないから不安になる」というのは当然です。だったら、不安を取り除くにはどうすればいいのか?と、両者の問題解決を前に進める議論へと移らねばなりません。「不安だから拒否」で終わるのでは、エゴと言われても仕方がないでしょうね。

政府からの情報発信も不十分です。
島田市のような取り組みを、さらに市民に開かれたものにして、納得と信頼を得られるものにしていかなければなりません。
と同時に、反対派の難癖付けだけのような反対論や、非現実的な主張も見なおすべきでしょう。

現状は、この両者の歩み寄りが無いままに、被災地の苦しみだけが放置されている。これが一番の不幸です。

そもそも、ある問題を解決するのに、完璧な技術もなければ、完璧な方法論も通常はありません。デメリットのない技術など、ほとんどありません。このデメリットを極小(ゼロではない)にしつつ、被災者を苦しめている大きな被害を取り除くにはどうすれば良いのか?を、原発問題への賛否を脇に置いて一緒に悩み、真剣に解決のために取り組む、そんな脱原発運動へ成長してこそ、多くの信頼を得られるのではないでしょうか?


そしたら、以下のようななんとも的外れな批判が来ました。

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